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電気使用量やCO2の排出量を劇的に削減する。LED照明はコスト削減の即効薬!

世界規模の経済不況を乗り切るために、どの企業もコスト削減に真剣に取り組んでいる。もはやこれ以上コストを切り詰めることはできないと思っている企業も多いのではないだろうか。そこで、ぜひおすすめしたいのが、LED照明への切り替えである。オフィスや工場・店舗などには、数えきれないほどの照明が設置されているが、そうした既存の照明をLED照明に置き換えるだけで、電気使用量を大幅に削減することが可能になるのだ。同時にCO2の排出量の削減にもつながるので、企業の環境法規対策としても、イメージアップ戦略としても抜群の効果をもたらす。今回の特集では、コスト削減や環境対策として即効力を発揮するLED照明にスポットを当て、その魅力を徹底解剖する。たかが照明と侮ることなかれ。実に優れたメリットをもたらしてくれるのだ。

CO2・コスト削減に役立つLED照明にいち早く着目

温暖化の原因であるCO2を代表とする温室効果ガスの削減指標として1997年に「京都議定書」が発行された。そのなかで日本は、1990年を基準年として6%削減することを約束している。これに伴い、国や地方行政で環境関連の法律や条例が改正され、CO2削減対策の実施が義務付けられるようになり、民間企業においてもCO2削減は緊急の課題となっている。

しかし、これは企業にとって決して後ろ向きの課題ではない。なぜなら、CO2排出量を削減するための一番の早道は、電気使用量を削減することであり、それはすなわち、光熱費の削減=固定費の削減につながるからだ。特に景気が低迷している現在においては、ほとんどの企業が思いつく限りのコスト削減を実施し、贅肉を削ぎ落としたスリム体質へ変革しようと必死に努力している。環境対策のために電気使用量を削減することは、むしろコスト削減を図る絶好のチャンスとなるのだ。

そうしたなか、大塚商会では、コスト削減に即効力を発揮するアイテムとして、電気使用量を劇的に削減できるLED照明にいち早く着目した。LED照明のパイオニア企業である韓国のファウテクノロジー株式会社に大塚商会の社長自らが訪問し、同社のLED照明を視察。実際に大塚商会の社内に設置し、その電気使用量の削減効果を実証したうえで、全社を挙げて拡販していくことになったのだ。2008年8月から大塚商会のオフィスサプライ購買サービス『たのめーる』で販売を開始。2009年2月から開催されている「実践ソリューションフェア2009」でも大々的に紹介し、多くの企業の関心を集めている。2009年1月にはMRO事業部内にLEDの専門部署を設置し、営業部門への教育を実施し、全社拡販体制を整えている。

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長寿命、低消費電力など、LEDのさまざまな優れた特性

LEDとは、Light Emitting Diodeの略称で発光ダイオードのことであり、電圧を加えることで発光する半導体素子の一種である。米カリフォルニア大学サンタバーバラ校の中村修二教授が日亜化学工業在籍時に青色ダイオードの実用化に成功したことにより、赤・青・緑の光の三原色が揃った。それらの組み合わせや蛍光フィルターの利用でさまざまな色の光が作れるようになったため、フルカラーの表示装置や照明、光ディスク装置のヘッドなど用途が拡大された。

LEDは、ろうそく、電球(白熱灯)、蛍光灯(放電灯)に続く、第4世代のあかりといわれており、以下のような優れた特性を持っている。

●寿命が長い
白熱電球の約40倍に相当する40,000時間もの製品寿命を誇る。高い天井や広範囲に設置される照明には、ランプ交換の手間や費用が大幅に省ける。しかも発光量が次第に落ちていく性質なので、白熱電球や蛍光灯のように球切れを起こさない。それゆえ店舗やディスプレイ、サインボードなど顧客の目につく場所に適している。

●消費電力が少ない
一般的な蛍光灯やダウンライトと比べて消費電力が約3分の1、白熱電球では約9分の1で済むため、非常に経済的・省エネである。

●発熱量が少ない
電子エネルギーを効率よく光エネルギーに変換するため、光源が熱をほとんど持たず、空調冷房やショーケース冷蔵の利用が抑えられるので、二次的な消費電力削減にもつながる。ただし、トランスや回路などからの若干の発熱はあるので、器具自体に放熱の必要性がある。

●有害物質を使用しない
白熱電球や蛍光灯とは違い、LEDは水銀・鉛・カドミウムを使用していないため、廃棄処理が容易で環境にやさしい。ライフサイクルにおける環境負荷も格段に低い。

●紫外線・赤外線の放出が少ない
虫は紫外線に集まる習性があるので、LEDの光には虫が寄らない。食料品販売業や飲食業などの衛生管理や屋外照明の防汚に有効だ。また展示品などを劣化・変色させないので、文化財や芸術作品など、貴重な展示物の保護に役立つ。

●小型である
構造自体が単純なので、設計やデザインをするうえの自由度が高い。今後、自動車のヘッドライトなどはLEDに置き換わると見られている。現在、自動車のアフターパーツとしてルームランプやスモールランプが多数販売されている。

●調光・点滅が自在
水銀灯は明るくなるまで時間を要するが、LEDは瞬時に最大光量が得られるため、街路灯にも適している。反応速度の速さから、自動車のブレーキランプやウインカー、携帯電話のバックライトやフラッシュなどに使用されている。ちなみに調光は、白熱灯用の調光器に反応しないので、LED専用調光器が必要になる。

●水に強い
防水加工が容易なので、屋外照明などの用途に適する。身近な例では、太陽光の影響を受けにくく、視認性・耐久性が高いことから信号機に利用されている。また電光掲示板への普及も進んでいる。

このように、多彩な特性から身近な場所でLEDは活用されている。

図1 LED照明 8つのメリット
→ 印刷用図版(PDF 1,271KB)

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LED照明に切り替えるだけで大幅なコスト削減を実現

LEDには、上記のような優れた特性があるが、とりわけ、企業にとっての最大のメリットは、大幅なコスト削減を実現できる点だろう。例えば、40,000時間(24時間×365日継続使用した場合は約4年半に相当)使用時の白熱電球とLED照明の経費を比較してみよう。白熱電球40W形の場合、電気代が31,680円、電球代が4,400円で合計36,080円になる。一方、LED照明の場合、電気代はわずか3,520円、電球代9,480円と合わせても13,000円に抑えることができる(図2上参照)。単純計算しただけでも1球当たり23,080円のコスト削減になる。当然、企業では何カ所も照明器具を使っているので、それらをLED照明に切り替えれば、相当なコスト削減になるはずだ。

さらに、消費電力が少ないということは、CO2の排出量の削減にも大きく貢献する。例えば、40,000時間使用時の蛍光灯(40形×2本)とLED照明(LumiDas Fシリーズ、14W×2本)を比較した場合は、748kgのCO2を削減できる。これは、50年生育したスギの木、約54本分に相当する。

ちなみに白熱電球からLEDに切り替える際はソケットが共通なので工事の必要はない。しかし蛍光灯から切り替える場合、口金は共有だが、専用のコンバータを設置する電気工事が必要となるので、初期コストが別途かかる。またLED照明は、白熱電球や蛍光灯に比べて製品単価が割高となる。

だが、いったん設置すれば、電球交換などのメンテナンスコストも省け、月々の電気代など確実なコスト削減につながる。工事費やランプ代を投資しても、2〜4年で十分回収できるのだ(図2下参照)。

図2 てきめんに表れるLED照明の導入効果
→ 印刷用図版(PDF 1,271KB)

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最先端技術を実装したLEDブランド『LumiDas』

大塚商会が取引するファウテクノロジー社は、LED照明の製品化にいち早く成功しており、その世界的ブランド『LumiDas(ルミダス)』は、環境保全分野、省エネルギー分野の新たな時代を切り開く製品として期待されている。

ファウテクノロジー社は、さまざまな特許を取得しており、『LumiDas』は、以下のような特長を備えている。

●低発熱・無騒音
ファンレス・ヒートシンクシステムという独自の放熱方式を採用しており、LEDの耐用期間を延ばす。無ファン形式なので騒音が発生せず、ファン自体やファンを回すコストも不要となる。

●光誘導拡散システム
特殊保護拡散カバーの適用でLED特有の眩しさを軽減し、眼精疲労を抑える。通常30%発生する光の損失を軽減しつつも、照射面積を広げている。

●衝撃に強い
本体はガラスを使用せず、アクリル樹脂とアルミでできているため、衝撃を受けても破損しにくく、災害時の危険性を抑制する。また本体のリサイクルも可能となっている。

『LumiDas』は商品ラインアップも豊富だ。白熱電球タイプは、主に一般家庭やオフィス、商業施設などで使用される。白熱電球高出力タイプは、屋外使用もできるので、HID・ナトリウム灯・水銀灯などと代替えが可能。主に工場や倉庫、ショッピングセンターなどの高天井用で使用される。ハロゲンタイプと直管蛍光灯タイプは、既存のハロゲンランプや蛍光灯の代替えとして利用できる。

さらに2009年3月には、大塚商会が日本総販売代理店として、業務用の防爆灯、街路灯・スタジアム灯、外壁灯・トンネル灯を発売する予定となっている。このうち、防爆灯タイプは、揮発性ガスが発生する場所に設置することを想定したLED照明で、化学工場やガソリンスタンドなどに適している。また、街路灯・スタジアム灯タイプは、ゴルフ場や運動場、建物外側照明など幅広い需要が見込まれている。

ファウテクノロジー社は、現在の世界的な金融危機が起こる前に新工場を建設し、LED照明の生産量も世界一の規模を誇っている。将来的に需要が急増しても、LED製品を安定して供給できる体制を整えている。

図3 『LumiDas』の豊富なラインアップ
→ 印刷用図版(PDF 1,271KB)

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コスト削減の切り札としてあらゆる業種が導入を検討

大塚商会では、LED照明を各種セミナーや展示会などで積極的に紹介しているが、あらゆる業種から引き合いがきており、すでに多くの企業が導入している。オフィスや店舗はもちろん、大量の照明を使用している交通関係や工場など、その用途は多岐にわたり、農業や漁業関係者からの問い合わせも多い。例えば、イカ釣り漁船では、イカをおびき寄せるために青色の照明を煌々と照らす必要があるが、その電気代だけでも相当な金額になる。そこで、LED照明に切り替えることでコスト削減を図りたいと思案しているのだ。

100年に一度といわれる経済不況の現在、どの企業でもコスト削減は必須の経営課題であるに違いない。その解決策として、LED照明の導入をぜひ検討してほしい。LED照明に少しでも興味を持たれた方は、大塚商会の営業担当者に気軽に相談していただきたい。

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(掲載:2009年4月)

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